コードバン 財布・革財布

こちらで紹介しているコードバンは、世界有数の馬皮の産地、ヨーロッパ(フランス、スペイン、ポーランドなど)から 岩塩で保存された馬皮(原皮)を輸入し、日本の馬革専門タンナリー(皮革工場)でなめし仕上げられたコードバンです。 現在、コードバンを製作できるタンナリー(皮革工場)は、世界に数社しかなく、その技術は特筆すべきものです。
古くヨーロッパで一大皮革産業の街として栄えたスペイン・コルドバ(Cordova)。「コードバン」いう名前は、もともとスペインのコルドバ地方に由来すると云われています。 地名が、革の呼び名に伝わるという魅惑の革「コードバン」。
レザージーから皆様に、世界に誇る日本の馬革専門タンナリー(皮革工場)で作られた「最高品質のコードバン」をお届けいたします。


一般的に革は、表皮を使用しますが、コードバンは、馬の両サイドの尻の表皮の下にあるごく一部の繊維が緻密に集まっている部分(コードバン層)を製品の表面として使います。 なめし工程の終わった馬革を裏側からコードバン層まで削り取る作業がおこなわれ、その削り取られたコードバン層を染色し、一枚一枚丹念に磨き上げ仕上げています。

繊維が緻密に密集しているため驚くほどの強固な丈夫さがあり、また、従来の革の特徴である伸縮はありません。

一頭の馬からほんのわずかな部位しか採れずまた、製造工程でかなりの時間を有するコードバンは、その滑らかな手触り感と美しい光沢感から、希少で高価な最高級レザーとして根強い人気を誇っています。